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退職代行を探していると、「弁護士に頼むと高い」「民間企業や労働組合の退職代行との違いが分からない」「残業代や退職金の請求もできるのか不安」という3つの疑問にぶつかりやすいものです。この記事では、弁護士法人ZENの退職代行を中心に、料金やプランの違い、ほかの運営形態のサービスとの差をまとめました。
料金とできることを比較表で見る
まずは、ZENの退職代行と、弁護士・労働組合・民間企業それぞれの運営形態のサービスを並べた表です。「弁護士に頼む退職代行」を探している人が気になる、料金と対応範囲の広さを軸にしています。
| サービス名 | 料金の目安 | 運営形態 | 裁判への対応 | 残業代・退職金請求 | 対応職種の広さ |
|---|---|---|---|---|---|
| ZENの退職代行 | ○ 27,500円〜3段階 | ◎ 弁護士法人が運営 | ◎ 弁護士が直接対応 | ◎ 弁護士が交渉 | ◎ 3プランで網羅 |
| 弁護士法人みやび | ○ 27,500〜77,000円 | ◎ 弁護士法人が運営 | ◎ 弁護士が直接対応 | ○ 回収額20%で対応 | ○ 記載範囲内 |
| 退職代行ゼロユニオン | ◎ 18,700円〜 | △ 労働組合(弁護士ではない) | △ 非対応 | △ 非対応 | ○ 正社員・バイト |
| 退職代行Jobs | ◎ 25,800円〜 | △ 組合連携の民間企業 | △ 非対応 | △ 非対応 | ○ 記載範囲内 |
| 退職代行モームリ | ◎ 12,000円〜 | △ 組合連携の民間企業 | △ 非対応 | △ 非対応 | ○ 正社員・バイト |
表の見かたとしては、料金は安いほど○や◎が付きますが、弁護士が運営していないサービスは裁判対応や未払い金の請求交渉ができないため、そこは△としています。弁護士に頼む理由があるかどうかで、見るべき列が変わります。
5つのサービスを詳しく見る
ZENの退職代行
★★★★★ 4.6
ZENの退職代行は、弁護士法人ZENが自ら運営する退職代行サービスです。代表弁護士の佐々木清得氏が監修しており、退職の連絡自体を弁護士が代行できる点が、民間企業や労働組合が運営するサービスとの大きな違いになります。
料金はお手軽プラン27,500円、推奨プラン55,000円、専門プラン77,000円の3段階に分かれています。たとえばアルバイトや会社員であればお手軽プランから検討でき、公務員や一般職は推奨プラン、自衛隊や業務委託、会社役員は専門プランが対象になります。費用は担当弁護士が行う作業の内容によって変わるため、最終的な金額は個別見積もりとなる点に注意が必要です。
主な特徴
- 弁護士が企業側と直接交渉でき、裁判対応まで任せられる
- 相談やヒアリングは専門カウンセラーが担当し、連絡は弁護士が行う
- 残業代・退職金を請求し回収できた場合、回収額の20%が追加費用になる
こんな人におすすめ
- 会社とのトラブルが予想され、裁判になっても対応してほしい人
- 未払いの残業代や退職金を、弁護士に交渉してもらいたい人
- 公務員や自衛隊、会社役員など、民間の退職代行では対応しにくい職種の人
向かないのは、とにかく費用を最優先したい人です。弁護士が対応する分、労働組合や民間企業の退職代行より料金は高めに設定されています。その代わり、民間企業や労働組合の退職代行では対応できない裁判対応まで任せられるという違いがあります。
弁護士法人みやび
★★★★☆ 4.3
弁護士法人みやびも、弁護士法人が自ら運営する退職代行です。料金は27,500円から77,000円までの範囲で、ZENの退職代行と近い価格帯になっています。
弁護士運営のため裁判対応や未払い金の交渉はできますが、支払い方法が銀行振込のみで、返金保証が用意されていない点がZENの退職代行との違いです。弁護士に依頼したいものの、支払い方法の選びやすさも重視したい人は、この点を比較材料にするとよいでしょう。
主な特徴
- 弁護士法人が運営し、企業との交渉を弁護士が担当する
- 残業代などの請求時は、回収額の20%が追加費用となる
- 支払い方法は銀行振込のみで、返金保証はない
こんな人におすすめ
- 弁護士に依頼したいが、費用はできるだけ抑えたい人
- 銀行振込での支払いに抵抗がない人
- 裁判対応も視野に入れて依頼先を探している人
退職代行ゼロユニオン
★★★☆☆ 3.5
退職代行ゼロユニオンは、労働組合が運営する退職代行です。料金は正社員23,980円、アルバイト18,700円と、弁護士運営のサービスより安く設定されています。
労働組合が運営しているため、会社との間で退職条件について交渉することは可能です。ただし弁護士ではないため、未払い残業代の請求や訴訟になった場合の対応はできません。ZENの退職代行との違いは、ここにあります。
主な特徴
- 労働組合が運営し、退職条件についての交渉ができる
- 正社員23,980円、アルバイト18,700円と料金がシンプル
- 弁護士ではないため、法的な請求や訴訟対応は範囲外
こんな人におすすめ
- 弁護士までは不要で、退職の連絡と簡単な交渉だけ頼みたい人
- 費用をできるだけ抑えて退職代行を使いたい人
- 残業代請求などのトラブルが見込まれない人
退職代行Jobs
★★★☆☆ 3.4
退職代行Jobsは、合同労働組合ユニオンジャパンと連携する民間企業が運営しています。料金はシンプルプラン25,800円、安心パック27,800円で、返金保証が用意されている点が特徴です。
労働組合と連携しているため交渉の余地はありますが、弁護士対応ではないため、残業代請求や訴訟といった法的な場面には対応できません。ここがZENの退職代行との大きな違いです。
主な特徴
- 合同労働組合ユニオンジャパンと連携した民間企業が運営
- シンプルプラン25,800円、安心パック27,800円の2プラン
- 返金保証が用意されているが、弁護士対応の範囲外
こんな人におすすめ
- 費用を抑えつつ、組合連携による安心感も欲しい人
- 返金保証がある方が依頼しやすいと感じる人
- 残業代請求などは別途、弁護士に相談してもよいと考えている人
退職代行モームリ
★★★☆☆ 3.3
退職代行モームリは、労働組合と提携する民間企業が運営するサービスです。料金は正社員22,000円、アルバイト12,000円と、今回紹介した中ではアルバイトの料金がもっとも安く設定されています。
費用を最優先したい人には選びやすいプランですが、こちらも民間企業の運営のため、残業代の請求や裁判への対応はできません。弁護士が直接交渉するZENの退職代行とは、ここで役割が分かれます。
主な特徴
- 労働組合と提携する民間企業が運営
- アルバイトは12,000円と、料金の低さが目立つ
- 弁護士対応ではないため、法的な請求は範囲外
こんな人におすすめ
- アルバイトやパートで、費用をもっとも優先したい人
- 残業代や退職金のトラブルが見込まれない人
- とにかく早く、安く辞める連絡だけしてほしい人
選ぶときに見るところ
1つ目は、裁判対応が必要になりそうかどうかです。会社との関係がこじれそうな場合や、確実に法的な場面まで見据えたい場合は、弁護士が運営するサービスでないと対応できません。ここを見ずに選ぶと、いざというときに別の弁護士を探し直すことになります。
2つ目は、残業代や退職金を請求する予定があるかです。請求して回収できた場合、ZENの退職代行や弁護士法人みやびでは回収額の20%が追加費用になります。ここを見ないと、最終的な費用感がつかめないまま契約してしまうことになります。
3つ目は、自分の職種がどのプランに当てはまるかです。ZENの退職代行はアルバイトから公務員、自衛隊や会社役員まで3段階のプランに分かれています。ここを確認しないと、申し込んだあとにプランが合わず、見積もりが想定より高くなる可能性があります。
まとめ
弁護士に頼む退職代行は高いというイメージがありますが、弁護士法人ZENの退職代行はお手軽プラン27,500円から利用でき、労働組合や民間企業の退職代行と大きくは変わらない価格帯から選べます。裁判対応や残業代請求まで見据えるなら、弁護士運営のサービスを選ぶ意味があります。
一方で、会社とのトラブルが見込まれず、退職の連絡だけを済ませたい場合は、労働組合や民間企業の退職代行の方が費用を抑えられます。自分の状況に合わせて、料金だけでなく対応範囲まで見比べて選ぶことをおすすめします。
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